私は人材紹介会社でコンサルタントの仕事をしている。今日は、薬剤師の転職希望者が我が社にやってきた。いろいろと話をしながら、これまでの仕事の経歴や、これからの仕事に対する希望を聞いているうちに、「この人ならすぐに転職できそうだな」と思った。我が社には薬剤師の転職希望者がよく訪れるのだが、この人ほど経験を持った人材はいなかったからだ。
世の中では、仕事が減ってしまい、なかなか職に付けない人も多いようです。しかし、薬剤師の求人情報だけは相変わらず多くあるようですね。やはり、専門職だし、需要が多いということわけです。私もできれば薬剤師の資格を持っておきたかったです。そうすれば、薬剤師の求人を選ぶこともできたのですが、いまさらですが、道を間違ったのかも知れません。
スクウェア・エニックス「ヤングガンガン」にて連載中の中村光によるコミックを映画化した『荒川アンダー ザ ブリッジ』(2012年春公開)に、林遣都、桐谷美玲が出演することが発表された。
【写真】原作が人気なことから、プレッシャーも感じていたという桐谷美玲
人に借りを作らないで生きてきた大会社の御曹司・市ノ宮行(リク)役の林は、今回の抜擢に「妹が原作ファンであり、その作品に関われると聞いた時はすごく嬉しかったです。作品自体も自分がいつかやってみたいと待ち望んでいたコメディ要素をたくさん含む内容だったので、撮影がずっと楽しみでした」と、撮影を心待ちにしていたようだ。自称“金星人”の電波系美少女・ニノを演じる桐谷は、役作りに関して、「金星人に何が正解か、お手本もないので、一から作っていくしかないなと。クランクインする前は、ニノと同じように上履きとジャージで生活をしていました。原作のイメージを崩さないように髪の色にはこだわり、3回くらいサロンに通って染めました。ジャージはオーダーメイドです」と、私生活にも自身の役の特徴を取り入れる気合いの入れようだ。
撮影に入り、林は「飯塚監督をはじめ、スタッフの人たちのこの作品に対する強い気持ちを見せつけられました。荒川村のセットへのこだわり、限られた短い時間の中でも一つ一つ大事に撮っていこうという飯塚監督の演出。今の自分にできることは、見た人に希望を与え、笑顔にする作品を一生懸命作ることだと思っています」と意気込みを見せた。その林より一歳年上の桐谷は「すごくしっかりしていて、私が不安な時も支えてくれたりと、そういう部分はリクと重なります」と、林への信頼感を語った。
本作の見どころを桐谷は、「セリフや演出と、至るところに監督ならではの仕掛けがあります。個人的には、ニノとリクが途中、すれ違ってしまうシーンがあるんですが、そこはふたりとも必死で演じたので注目してほしいです」と、アピールしている。
また本作は映画のほかに、2011年夏にMBS、TBS深夜でテレビドラマ化されることも決定している。【Movie Walker】
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◇
こんにちは、今回ご紹介する1冊は、芥川龍之介さんの「蜜柑(みかん)」です。
「私の出遇ったこと 一蜜柑 二沼地」として「沼地」と共に発表され、後に改題して独立したこのお話は、1919年5月の「新潮」に掲載されました。
ある冬の日の夕暮れ、列車の客席に座り憂鬱な気持ちで発車を待つ「私」の前に、13〜14歳くらいの「小娘」が慌ただしくやってきました。
汚れた身なりと、手に持った三等客室の切符では乗れない二等客室に座っていることに対し、「私」はあからさまな不快感を覚えるのですが、そんな感想をよそに列車は駅を発車していきます。
やがて列車がトンネルに近づくと、彼女は客車の窓を開けようとしていました。
汽車の煙が客車に入らないように窓を閉めているのに、なぜ開けようとするのか、ずっと開かなければいいなどと考えていると、トンネルに入った瞬間に窓が開いてしまいます。
一面を覆う煙に息もできないほどせき込んでしまう「私」。
彼女を怒鳴りつけようとした「私」でしたが、トンネルを抜けた目の前の光景に、心を奪われてしまったのでした……。
「私の出遇ったこと」という題名通り、このお話は芥川龍之介さんの実体験を元に書かれたものと言われています。
芥川龍之介さんはこのお話を発表する前年まで、海軍機関学校の英語教官として、作中の舞台となっている列車「横須賀線」を実際に利用されていました。
横須賀線の線路沿いにある吉倉公園には「蜜柑」の記念碑と、その傍らにミカンの木が植えられていますから、一度見にいってみるのもいいかもしれませんよ。
最後にひとつだけ。
お話の中で「小娘」の不潔さに不快感を示す「私」ですが、芥川龍之介さんも大のお風呂嫌いだったそうですから、あまり人のことは言えないんじゃないかなと思ってみたり……。芥川龍之介さんごめんなさい(>_<)
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